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船戸(近代)


 明治22年~現在の東津野村の大字名。明治24年の戸数344・人口1,654(男903・女751),厩204。同29年一部が力石・桑ケ市・烏出川となる。同年郡道津野山線(現国道197号)が東西を結び,大正4年に郡道船戸久礼線が開通。道路の整備と機械化によって,従来の農林業から建設業・サービス業を兼ねる者が増加。船戸小学校には大正9年高等科が併置され,第2次大戦後は中学校が併設されていたが,生徒数の減少によって中学校は昭和50年村内1校に統合され廃校となった。昭和39年寺山に開設されたへき地保育所は,同53年幼稚園となった。当地を通る林道は同年仁淀村に通じた。世帯数・人口は,昭和50年170・572,同55年164・529。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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