上野(近代)
明治22年~現在の大字名。はじめ上野村,昭和14年からは赤池町の大字。明治22年の戸数257・人口1,956,地積は田164町・畑42町・山林354町など計750町。大正12年赤池橋が完成し赤池~上野間の交流が盛んになる。明治維新後上野焼の御用俸禄もなくなり一時製造中止した時期もあったが,明治34年に再興し,現在18窯元を数える。地内興国寺の木造元晦禅師座像・紙本墨書興国寺文書は昭和31年県文化財に指定された。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7437933 |