鳥飼(近代)

　明治22年～昭和46年の大字名。はじめ鳥飼村，大正８年からは福岡市の大字。もとは鳥飼村・福岡区西町の各一部。明治22年の戸数224・人口1,875，地積は田116町・畑24町・宅地15町の計178町。ほかに福岡区西町のうちとして戸数４・人口16（合併調書）。大正11年福岡高校創設，同14年北九州鉄道（のちの国鉄筑肥線）鳥飼駅ができ（昭和58年廃止），昭和２年西日本鉄道市内電車城南線が開通（昭和50年廃止）。一部が明治27年西町，昭和５年大濠町，同６年鳥飼本町１～４丁目・鳥飼町１～６丁目・浜田町１～３丁目・上中浜町１～３丁目・下中浜町１～２丁目・塩屋町１～２丁目・別府北町１～２丁目・弓の馬場町１～３丁目・城西町・城西橋通・二百石町・西ケ崎町・別府町２丁目・西田町１～３丁目・草ケ江本町１～４丁目・今川通新町・西新町１～２丁目・今川橋通・竜王町・城南町・茶園谷・六本松・草香江町・大坪町１～２丁目・別府新町１～３丁目・菰川西町・菰川東町・馬屋谷・浪人谷となり，一部が同８年城南町に編入，同９年別府町１～２丁目となる。さらに一部が昭和38年六本松１～２丁目・鳥飼１～３丁目・今川１～２丁目，同42年六本松１～４丁目となり，残余は同46年別府１～７丁目・鳥飼１～７丁目となる。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7441905