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蔵原町(近代)


 大正15年~現在の都城市の町名。もとは都城市宮丸・下長飯【しもながえ】の各一部。地名の由来は,江戸期の倉之馬場に発するものであろう。元和元年都城領主の新地移転の時,領主の米倉が建てられて倉之馬場ができた。そして,天正6年島津氏と大友氏の耳川合戦の折に戦死した北郷蔵人久盛の霊を祀る社がはじめ新納【にいろ】院高城(木城【きじよう】町)に建てられ,のち都城に移されたが,その時倉の馬場の名をとり,二之宮天神を倉原天神と改称したもののようで,この倉原天神が当地と天神町の境にあったことも地名の由来になっている。すでに明治期の地押法実施の時に決まった字名として宮丸と上長飯に蔵原があり,明治44年都城町が区名改正を行った時にも蔵原区が生まれている。当町には第2次大戦前陸軍憲兵隊があったが,戦後市立図書館になった。有徳高等専修学校などがあり,病院が多く,住宅街となっている。昭和59年の世帯数409・人口993(男409・女584)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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