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FTTH
【エフティーティーエイチ】


Fiber To The Home

光ファイバーによる家庭向けのデータ通信サービス。元は、一般家庭に光ファイバーを引き、電話、インターネット、テレビなどのサービスを統合して提供する構想の名称だったが、転じて、そのための通信サービスの総称として用いられるようになった。{LF}これまで、家庭の通信回線と言えば電話回線(銅線)のことであり、音声通話サービス(電話)のほかには数十kbps程度の低速な回線交換方式によるデータ通信サービスしか提供されてこなかった。これを光ファイバーに置き換え、大容量のデータ通信サービスを次世代の通信インフラとして普及させるのがFTTH構想である。{LF}電話回線の数十倍以上の高速伝送が可能な大容量・常時接続の通信サービスを「ブロードバンド」と呼ぶが、FTTHは中でも最も高速で未来のある技術であることからブロードバンドの「本命」とも呼ばれ期待されているが、回線網を新たに敷設しなおさなければならないため、ADSLなど既存インフラを活用する他のサービスに比べれば普及の速度は鈍い。{LF}2001年にNTT東日本・西日本が開始した光ファイバーによる常時接続サービスBフレッツ」が呼び水となり、近年では都市部を中心に急速に光ファイバー通信サービスの加入者が増加している。
◆関連用語
光ファイバー;データ;サービス;インターネット;kbps;インフラ;ブロードバンド;ADSL;NTT東日本;Bフレッツ




インセプト
「IT用語e-Words」
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