Duron
【デュロン】
デュロン/AMD Duronプロセッサ/Duronプロセッサ
AMD社の低価格パソコン向け32ビットマイクロプロセッサ。パソコン向けプロセッサ最大手Intel社の低価格プロセッサ「Celeron」に対抗するための同社の戦略商品。{LF}同社のPentium II/Pentium III対抗製品の「Athlon」と共通のプロセッサコアを用いた廉価版のプロセッサで、Intel社のx86系プロセッサとの互換性を持つ。{LF}開発時のコードネームは「Spitfire」であった。1GHz版からコードネーム「Morgan」というAthlon XPタイプのコアに変わった。{LF}主として「バリューPC」と呼ばれる低価格パソコンへの搭載を狙ったものだが、Celeronと比べ低価格で高性能であることから、自作機志向のユーザにも人気が高い。{LF}外部とのインターフェースはソケット型のSocketAに対応している。これは「Thunderbird」のコードネームで知られる新型Athlonと共通のインターフェースである。{LF}ベースクロックはAthlon XPよりは若干低い200MHzとなっているが、AMD社独自のマルチメディア拡張命令セットである「Enhanced 3DNow!」に対応する(Morganは3DNow! Professionalにも対応)など、低価格ながらも高い性能と多くの機能を備えている。
◆関連用語
AMD;パソコン;32ビットマイクロプロセッサ;Intel;Celeron;Pentium II;Pentium III;Athlon;プロセッサコア;x86;Athlon XP;コア;PC;ユーザ;インターフェース;ソケット;Thunderbird;ベースクロック;マルチメディア;3DNow! Professional
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