Athlon MP
【アスロンエムピー】

アスロンMP

2001年6月にリリースされた、AMD社の32ビットマイクロプロセッサ。{LF}「Palomino」というコードネームで呼ばれていた製品のエンタープライズ向けモデルで、デュアル動作に対応するほか、マルチメディア拡張命令セットのEnhanced 3DNow!やSSEをサポートする。{LF}また、データの投機読み込みを行なうことによって、メモリのCASレイテンシによって発生する性能低下を抑えている。{LF}外部とのインターフェースは従来のAthlonと同じSocketAだが、そのままではAthlon用マザーボードで使用することはできない。Athlon MPに対応するには専用のチップセットを用いたマザーボードを購入するか、Athlon用マザーボードのBIOSを更新するなどの対応が必要。{LF}製造プロセスはAthlonと同じ0.18μm、内蔵キャッシュメモリは1次キャッシュが128KB、2次キャッシュが256KB。{LF}ベースクロックは266MHz(133MHzのDDR)となっており、動作周波数は1GHz～1.73GHz(2100+)。{LF}Athlon MPは実動周波数を記述したバージョン(1GHz/1.2GHz)とP-Rating風のモデルナンバーを記述したバージョン(1500+～2100+: 実動1.33GHz～1.73GHz)が混在しているが、動作周波数以外の違いはない。
◆関連用語
リリース;AMD;32ビットマイクロプロセッサ;Palomino;エンタープライズ;マルチメディア;Enhanced 3DNow!;SSE;サポート;データ;メモリ;CASレイテンシ;インターフェース;Athlon;マザーボード;チップセット;BIOS;プロセス;キャッシュメモリ;1次キャッシュ;2次キャッシュ;ベースクロック;DDR;動作周波数;バージョン;モデルナンバー

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