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TXインターフェース
【ティーエックスインターフェース】


TX interface

UNIX関連技術の標準化団体X/Open(現The Open Group)が定義した、分散トランザクション処理のために使うソフトウェアの標準仕様(DTPモデル)の一部で、アプリケーションソフトトランザクションマネージャの間の通信方法を定めたもの。{LF}DTPモデルでは、分散トランザクションを実行する主体として、処理を依頼するアプリケーションソフトと、トランザクションの状態を管理して複数の処理の一貫性を保つ「トランザクションマネージャ」、データなどの資源を管理するデータベース管理システムなどの「リソースマネージャ」の三者を規定しており、それぞれが果たす役割や、指示を発行するための通信手順(インターフェース)などを定めている。{LF}このうち、アプリケーションソフトトランザクションマネージャの間でデータや指示のやり取りを行なう際の通信方法を定めたのがTXインターフェースである。TXインターフェースに準拠した製品であれば、異なるメーカーのアプリケーションとトランザクションマネージャを連携させることも理論上は可能である。{LF}ちなみに、トランザクションマネージャとリソースマネージャの間の通信手順を定めたものは「XAインターフェース」と呼ばれる。
◆関連用語
UNIX;X/Open;The Open Group;トランザクション処理;ソフトウェア;DTPモデル;アプリケーションソフト;トランザクション;データ;データベース管理システム;通信手順;インターフェース;XAインターフェース




インセプト
「IT用語e-Words」
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