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VoIPゲートウェイ
【ボイップゲートウェイ】


VoIP gateway

電話網とIPネットワークの間の中継を行う機器。インターネットイントラネットを使って通話を行うVoIPにおいて使用されるしくみ。VoIPゲートウェイは、企業の支社間などでVoIPによる電話網を構築するために使われるのが一般的である。{LF}VoIPゲートウェイは電話網とIPネットワークの境界に置かれ、電話線から入力されるアナログ音声データデジタルデータに変換し、IPパケットに分割してIPネットワーク上に送信する。同時に、IPネットワーク側から受け取ったIPパケットアナログ音声に復元し、電話網へ送り出す。デジタル音声データの圧縮および伸張もVoIPゲートウェイが行う。{LF}通常、企業のひとつの支社内の内線電話はPBX(構内交換機)と呼ばれる機器によって集約されている。従来は、各支社のPBXを公衆の電話回線や専用線で接続することで企業内電話網を構築していた。このため通話料や専用線敷設のコストが多大にかかっていた。{LF}VoIPゲートウェイを利用すれば、従来公衆の電話回線や専用線を用いていた部分をIPネットワークに置き換えることができ、コストが大幅に削減できる。また、電話やFAXの回線とコンピュータネットワークが同一のIPネットワークに統合されることで管理コストの削減にもつながる。
◆関連用語
IP;ネットワーク;インターネット;イントラネット;VoIP;データ;パケット;圧縮;PBX;構内交換機;専用線;FAX




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