OPS
【オーピーエス】

Open Profiling Standard

インターネット上で個人情報をやり取りするための技術仕様。1997年5月にNetscape Communications社、Firefly Networks社(後にMicrosoft社が買収)、VeriSign社が共同で発表した。{LF}OPSは個人情報を記述するフォーマットであるvCardと、デジタル認証技術を基盤とした技術である。WebブラウザなどがOPSに対応すれば、あらかじめユーザが自分の個人情報を記録させることで、Webサイトなどが訪問者に個人情報を要求したときに適切な情報を円滑に送信することが可能となる。ショッピングサイトが購入者の氏名や住所、カード番号などを訪ねるといった場面を想定している。{LF}OPSはWWW関連の技術標準を策定するW3Cで他の技術とともに検討され、2002年4月に策定された標準規格の「P3P」(Platform for Privacy Preferences)の一部として採用された。
◆関連用語
インターネット;Netscape Communications;Microsoft;フォーマット;vCard;Webブラウザ;ユーザ;Webサイト;WWW;W3C;P3P

インセプト 「IT用語e-Words」 JLogosID : 7795569