契約型投資信託
【けいやくがたとうししんたく】
投資信託を制度面よりみると「契約型」と「会社型」に分類することができる。契約型の投資信託は、ファンドの委託者である運用会社と受託者(信託銀行など)との間で信託契約が締結され、そこから生じた受益権を細分化した受益証券を、投資家が購入するという形式の投資信託である。投資家の資金は、受託者にて管理、保管され、運用会社の指図に基づいて入出金される。
一般の投資信託の多くは、契約型である。不動産投資信託のJ-REITは、制度上は契約型と会社型のどちらも可能であるが、これまでのところはすべて会社型が活用されている。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524176 |