ATA
【アタ;エーティーエー】
AT attachment
パソコンとハードディスクを接続する実質標準であるIDEインタフェースをANSI(米国規格協会)で標準化した規格。1988年、ハードディスクメーカーを中心にCAM(Common Access Method)委員会が結成され、1989年にIDEをATAインタフェースとして提案した。当初はデータ転送速度が3.33MB/秒で、528MBまでのハードディスクを2台接続できた。
その後、エンハンストIDEを標準化したATA-2、高速転送モード時における信頼性の向上と障害管理機能S.M.A.R.T.のサポートなどで強化したATA-3、光学ドライブなどを接続するATAPIが定められた。1998年にはATAとATAPIの規格を統一した。
データ転送速度の向上も図られ、1996年6月に33MB/秒、1998年2月に66MB/秒、2000年6月に100MB/秒、2001年7月に133MB/秒の規格が作られた。2001年8月には転送方式をパラレルからシリアルに変更し、より高速化したSerial ATAが発表された。
【参照語】
IDE
エンハンストIDE
Ultra ATA
Ultra DMA
Serial ATA
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8528299 |