ExpressCard
【エクスプレスカード】

　内部インタフェースにPCI Expressを用いる拡張カード規格。PCカードの後継として2003年9月に発表された。USB 2.0接続も可能。カードの規格としては、PCカードと同じ54mm幅のExpressCard/54と、34mm幅のExpressCard/34がある。いずれも奥行きは75mmと、PCカードに比べ10mm短くなった。
　PCカード規格の標準化団体PCMCIAが中心となり、USBの標準化団体USB-IFと、PCIバスの標準化団体PCI-SIGも策定に加わった。2008年11月には、ExpressCard Standard 2.0を公開。最大データ転送速度を5Gbpsにまで高めた。

【図版の説明】
【ExpressCard】NTTドコモが販売するデータ通信カード「F-06C」

【参照語】
PCI Express
USB 2.0

日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8528342