バス

bus
コンピューター内部で信号をやり取りするための共通の経路。データを転送する場所を指定するアドレス線、データ転送に使うデータ線、転送のタイミングなどを計る制御線、電源・グラウンド線の4種類の信号線から成る。アドレス線とデータ線は共有されており、これを多重化(マルチプレクス)と呼ぶ。
パソコンのバスには、CPU内部のレジスター、演算器、キャッシュメモリーなどを結ぶ内部バス、CPUやメモリー、グラフィックス機能、各種インタフェースなどを結ぶ外部バス、拡張スロットに挿す拡張ボードとパソコン本体を結ぶ拡張バスがある。
CPU、チップセット、メモリー間を結ぶデータの通り道をシステムバスと呼んだり、チップセットとメモリー間をメモリーバスと呼んだりもする。また、バスが一度にやり取りできるデータ量に着目して64ビットバス、32ビットバス、16ビットバスと分類することがある。
【参照語】
システムバス
フロントサイドバス
メモリーバス
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![]() | 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8528752 |