BASIC
【ベーシック】
文法やデータ構造などが比較的簡単なプログラミング言語。1964年に米ダートマス大学のジョン・ケメニー(John G. Kemeny)教授とトーマス・カーツ(Thomas Kurtz)教授が開発した。名前はbeginner's all-purpose symbolic instruction codeを意味する。
開発当初はメインフレームのTSS(タイム・シェアリング・システム)端末で利用するインタプリター言語だった。黎明(れいめい)期のパソコンに移植されたことで大きく普及した。
市販のアプリケーションソフトが高機能化していく中で、BASICが利用される場面は少なくなっていった。しかし、米マイクロソフトがVisual Basicを発売し、WordやExcelなどアプリケーションソフトのマクロ言語にVisual Basic系を採用したことで、新たに裾野が広がった。
【参照語】
Visual Basic
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8531454 |