MMX
【エムエムエックス】
米インテルが開発したx86系CPUのためのマルチメディア拡張機能。1997年1月に登場したMMX Pentiumから採用された。
MMXはマルチメディア処理に適した57個の命令を、x86命令に追加した。そのうちの主な命令は、複数のデータを一度に処理できるSIMDと呼ばれる技術を採用したのが特徴。SIMDは連続したデータに対して同じ処理を何度も繰り返すマルチメディア処理に効果が高い。そのため、これらの命令を用いることで、動画再生や画像の加工、音声合成といった処理が高速になった。
【参照語】
SIMD
SSE
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8532509 |