NAPT
【ナプト】

network address port translation

LANの内側だけを対象にしたプライベートIPアドレスとインターネット用のグローバルIPアドレスを変換する仕組みの一つ。IPマスカレードともいう。
TCP/IPを使ったLAN(イントラネット)を構築した場合、LANの内部だけで自由に割り当て可能なプライベートIPアドレスを利用できる。しかし、プライベートIPアドレスのままではインターネットに接続できないため、NAPTなどによる変換でグローバルIPアドレスを割り当てるようにする。なお、NAPTでは1つのグローバルIPアドレスで複数の端末が同時にインターネットにアクセスできる。
外部からの不正なアクセスを遮断するためにルーターなどに搭載される簡易ファイアウオールはNAPTを指すことが多い。
【図版の説明】
【NAPT】送信するパケットには宛先情報と送信元の情報がある。送信元のプライベートIPアドレスをルーターが持つグローバルIPアドレスに、ポート番号をルーターが決めたポート番号に変換する
【参照語】
プライベートIPアドレス
グローバルIPアドレス
ブロードバンドルーター
NAT
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![]() | 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8532572 |