Pentium D
【ペンティアムディー】
米インテルが2005年5月に出荷を開始したデスクトップパソコン向けCPU。Pentium 4のマイクロアーキテクチャーを踏襲しながらデュアルコア技術を採用して、性能向上を目指した。Pentium 4に相当するコアを2つ内蔵しており、フロントサイドバス(FSB)や2次キャッシュなどはコアごとに独立して動作する。
第1世代の製品(開発コード名Smithfield)は、製造プロセスが90nm(ナノメートル)、FSB 800MHz、2次キャッシュの容量がコアごとにそれぞれ1MB。CPUソケットはLGA775に対応する。2006年には製造プロセスを65nmにした第2世代のPentium D(開発コード名Presler)が登場した。
上位製品としてPentium Extreme Editionがあり、こちらはPentium Dが持たないハイパースレッディング機能に対応した。
【参照語】
デュアルコア
Pentium Extreme Edition
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8532797 |