WinChip 2
【ウィンチップツー】
米IDTが1998年5月に発表した、WinChipシリーズの第2世代の製品。Socket 7に装着するタイプの互換CPUだった。米AMDが開発したマルチメディア拡張機能3DNow!を搭載し、100MHzのフロントサイドバス(FSB)に対応したのが特徴。MMXの実行ユニットも改良され、WinChip C6よりもアプリケーションレベルで約15%性能が向上したという。
同社は、WinChip 2の64KBの1次キャッシュを2倍の128KBにしたWinChip 3や新設計のCPUコアを搭載するWinChip 4の開発も進めたが、1999年7月にパソコン用CPU事業からの撤退を発表した。WinChip 3や4の開発部隊は買収した台湾VIAテクノロジーズに引き継がれた。
【参照語】
Socket 7
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8533376 |