キャラメル
【きゃらめる】
caramel/kyarameru
【現代】飴(あめ)、砂糖、ミルクなどをまぜ、煮固めてつくった茶色の飴菓子{あめがし@飴菓子}。四角い紙に包む。ミルクキャラメル、チョコレートキャラメル、フレンチキャラメルなど種類が多い。[中国語]{おんなの}糖。
【語源解説】
ラテン語で〈砂糖キビ〉を意味するcannamellaによる命名。なお食物の着色や洋菓子に用いる〈カラメル{カラメル}・カルメラ{かるめら@カルメラ(浮石糖)}〉も同語。
【用例文】
○乱礁(らんしょう)に置くキャラメルや汐干狩(俳句)
【補説】
明治32年(1899)、森永太一郎がアメリカで修業してきた製法にもとづき、日本ではじめて製造販売した。⇒〈カルメラ〉
| 東京書籍 「語源海」 JLogosID : 8537448 |