新語 地理・自然 植物 39 せり【せり】 芹。セリ科セリ属。春の七草のひとつ。多年草で、日本全国の山野に自生、水分の多い土壌を好み、沢や河川の水際などに繁殖している。春先の若い茎を食用とし、奈良時代にはすでに食用とされていた記録が古事記、万葉集に残されている。茎や葉を乾燥させたものは水芹(すいきん)という生薬としても知られている。また独特の香りは鎮静効果があるとされている。セリの名前は競(せ)り合うようにひしめき合って生えている生態から名付けられたとされる。 Ea,Inc.「新語」JLogosID : 12665367