新語 地理・自然 山岳・地形 42 大涌谷【おおわくだに】 火山活動によって生まれた神奈川県箱根町のにある場所。約3000年前の箱根火山の水蒸気爆発と、約2900年前の小規模な火砕流によってできた、山砕屑物と山崩れによる堆積物の間のエリアを指す。もともとは「大地獄」と呼ばれていたが、1873年8月5日の明治天皇・皇后のご訪問の際「大涌谷」に改称。大涌谷周辺は今なお火山活動が続いており、火山性ガス(硫化水素、二酸化硫黄)発生、噴煙が上がっている。2015年5月気象庁は、4月26日以降大涌谷付近で火山性の地震が増えていると発表、現地調査などを経て噴火警戒レベルを、平常を示すレベル1からレベル2に引き上げた(2015/5/7現在) Ea,Inc.「新語」JLogosID : 12665569