IMFの為替監視強化
【IMFのかわせかんしきょうか】
2007年6月18日に国際通貨基金(IMF)は、為替政策監視基準を強化する改定案を承認した。通貨監視に関する規則改定は30年ぶりである。従来は国際収支の不均衡や相場変動時の市場介入の監視にとどまっていたが、改定により、加盟国は対外不安定性を引き起こす政策を取っていないか重点的に調べるという規定が盛り込まれる。今後、各国の通貨政策に関してIMFの影響力が強まるものとみられる。
| 東洋経済新報社 「週刊東洋経済」 JLogosID : 14490594 |