労働者派遣法
【ろうどうしゃはけんほう】
正式名称は「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」。2004年に派遣対象業務の拡大、派遣受け入れ期間の延長などを骨子とした改正が行われたが、日雇い派遣者をめぐる給与天引きや二重派遣問題、あるいは実態は派遣なのに請負と偽る偽装請負など問題は尽きない。さらに改正すべき課題は山積しており、07年6月末には日本経団連も34項目に及ぶ規制改革を要望している。
 | 東洋経済新報社 「週刊東洋経済」 JLogosID : 14490603 |