汚染米問題
【おせんまいもんだい】
大阪市の米穀加工販売会社「三笠フーズ」が、カビ毒や基準値を超える残留農薬が検出された事故米を食用と偽って転売していた問題。同社は2003~08年度、中国などから輸入された事故米計約1779トンを政府から購入。このうち、カビ毒「アフラトキシン」が検出された約3トンを鹿児島県などの焼酎会社に転売、基準値を超える有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出された約295トンを食用として佐賀県の仲介業者に販売していた。
 | 東洋経済新報社 「週刊東洋経済」 JLogosID : 14490771 |