100辞書・辞典一括検索

JLogos

43

ルイス・キャロル
【るいすきゃろる】


ルイス・キャロル=ロリコン説

イギリス童話作家ルイス・キャロル本業数学講師英国国教会聖職者で、本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンだ。一九歳のとき、オックスフォード大学クライストチャーチ学寮入り卒業後は数学教師として生涯のほとんどを同学寮で過ごす本業のかたわら、文芸作品を書いて寄稿した。クライストチャーチ学寮長の三人の娘たちと親しくなり、一八二年当時一〇歳の次女アリス・リデルテムズ川ボート遊びをしたとき、彼女主人公にした物語即興で語ってやった。その後さらに話をふくらませ、一八六五年、『不思議の国のアリス』として出版した。さて、『不思議の国のアリス』のような童話作者なら、さぞ純真な童心持ち主だろう思うところだが、一時ルイス・キャロルは、ロリコン男だったといわれていた。三一歳のとき、彼の名簿には一〇七人の少女の名が並んでいたといわれている。これらの少女たちを集めて、彼はよく写真を撮影した。彼は写真好きで、有名人の写真をたくさん撮影したが、それとともに膨大数の少女たちの写真も撮っていたのだ。そのために彼は、劇団から様々な舞台衣裳借りてきてそろえた。少女たちの写真には、自分の洋服を着たままのもあれば、舞台衣裳を着たものもある。そればかりか、服を着ていない、つまりは裸の写真多数残されている。また、キャロル少女たちの肖像画多数描いた。現存しているのは着衣絵のみだが、彼自身日記から推して、明らかヌード画も描いたと思われる写真でのことを思えば、当然推測されることだ。手紙などに彼が書き残した文章にも、「子どもは好きだ。男の子を除いて」「裸の子どもたちは本当に純粋愛らしい」などの文面見えるという。しかし、近年、の根拠が誤りであることなどが指摘され、これを否定する研究者多い




東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820955