知恵蔵2009 サイエンス・テクノロジー 気象・天気 38 GPS気象学【GPSきしょうがく/じーぴーえすきしょうがく】 GPS Meteorology GPS(全地球測位システム)を利用する気象学の分野。電波が大気中を通過する時、大気中の水蒸気、気温によって電波の伝播速度に遅れが生じ位置測定に誤差を招く。これを逆に利用して、電波の遅れ(大気遅延量)から大気中の水蒸気量(可降水量)を推定し、雨量予報などの精度を向上させる。 朝日新聞社「知恵蔵2009」JLogosID : 14825368