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ATP
【ATP/えーてぃーぴー】


adenosine triphosphate

 生体内でエネルギーの「通貨」としての役割を果たす物質。アデノシンに3つのリン酸がつながったもので、そのうちの端から2つが高エネルギーリン酸結合をしているため、加水分解されてリン酸が1つとれてADP(アデノシン二リン酸)、さらに1つとれてAMP(アデノシン一リン酸)になるときに大きなエネルギーが解放され、それが各種の生命活動のエネルギーとして利用される。ATPはまた、RNAの前駆物質としても重要。




朝日新聞社
「知恵蔵2009」
JLogosID : 14825989