知恵蔵2009 生活 家庭の医学 117 パーキンソン病 Parkinson's disease 1817年にパーキンソンが報告した病気。中脳の黒質という部位にあるメラニン細胞の変性・萎縮と大脳基底核の病変により起こる。高年齢者に多く、ふるえや、筋肉がこわばったりするなどの症状が現れる。表情は仮面のようになり、次いで身体が前傾し、歩幅が小刻みになる特徴的な歩行障害もある。副交感神経遮断剤やL‐ドーパがよく効く。 朝日新聞社「知恵蔵2009」JLogosID : 14848748