SIDS
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sudden infant death syndrome
特別な病気もなく元気だった乳幼児が突然死亡してしまう病気。呼吸中枢の機能の未熟が原因と考えられている。発生予防として、生後6カ月までの健康な乳児では、うつ伏せ寝を避ける、家庭での喫煙を避ける、母乳栄養を推進するなどの啓蒙活動が行われ、この病気で死亡する乳幼児は年々減少してきている。2004年では19.1(出生10万対)人であったものが、05年では16.6人(同)に減少している。日本では専門家の中にもSIDSを疾患と理解していない人たちがおり、窒息事故かSIDSか鑑別を巡る訴訟が少なからず起きている。また、児童虐待との鑑別も問題とされることがある。
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![]() | 朝日新聞社 「知恵蔵2009」 JLogosID : 14848874 |