育児支援家庭訪問事業

子供の養育について支援が必要でありながら、自ら外に支援を求めることが困難な家庭へ、家庭訪問などの積極的なアプローチを行う事業。育児・家事の援助などを行い、家庭での安定した子供の養育を可能とする。実施主体は市区町村。対象は、(1)出産後間もない時期に、育児ストレス、産後うつ病などが原因で母親が子育てへの不安や孤立感等を抱いている家庭、(2)ひきこもりなど家庭養育上の問題を抱える家庭や、児童養護施設等退所後の子供の自立へのアフターケアが必要な家庭、(3)心身の発達が正常範囲にないなど、将来、精神・運動・発達面等に障害を招く恐れのある子供のいる家庭。2005年には全国408市区町村で実施。

![]() | 朝日新聞社 「知恵蔵2009」 JLogosID : 14848876 |