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合従連衡
【がっしょうれんこう】


従は縦、すなわち南北のこと。衡は横、東西だ。南北に合流し、東西に連合すること。強敵に対抗するための権謀術数の戦略、方策をいう。政党の派閥にみる離合集散、政権獲得への政争を貫く基本政略だ。群雄割拠戦国時代、七雄と呼ばれる国々”燕・斉・趙・魏・韓・楚・秦”が乱立していた。西方の強国秦に対抗するため、南北に並んだ六つの国が同盟した(合従)。が、これが秦に破られると、秦を中心に東西に列国が連合を図ったのが連衡である。
『史記』孟子、『戦国策』秦。




日本実業出版社
「四字熟語(日本実業)」
JLogosID : 4373104