◎千葉(境界線の策定にまつわる話)
明治4(1871)年の廃藩置県(はいはんちけん)の時,この地方に20あまりの県がつくられたが,その後,木更津(きさらづ)県,印旛(いんば)県,新治(にいはり)県の3県にまとめられた。明治6(1873)年には,木更津県と印旛県を合わせた千葉県が誕生し,県庁が千葉町(ちばまち)におかれた。さらに明治8(1875)年,新治県の香取(かとり)郡,海上(かいじょう)郡,匝瑳(そうさ)郡の3郡を千葉県に組みこみ,現在の県域が確定した。
 | 東京書籍 「都道府県Webデータベース」 JLogosID : 4415164 |