◎静岡(境界線の策定にまつわる話)

静岡県は,江戸時代までは,駿河,遠江(とおとうみ),伊豆の3つの国からなり立っていた。しかし明治維新(めいじいしん)の時,徳川氏の本拠地(ほんきょち)が江戸から駿河に移され,駿河と遠江の一部を与えられて駿府藩となった。伊豆は,韮山代官所(にらやまだいかんじょ)がおさめる幕府の領地であったため,別に韮山県となった。また,浜名湖の近くにあった堀江(ほりえ)藩は,堀江県としてそのまま残った。その後,駿府藩は静岡県となり,韮山県は足柄(あしがら)県に入り,堀江藩は浜松県となった。やがて,明治9(1876)年,足柄県の中の,かつて伊豆であった部分が静岡県に組みこまれ,続いて浜松県も静岡県に入った。さらに,明治11(1878)年,伊豆七島は東京都に入り,現在の県域が確定した。

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