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人間
【ひと-ま】


[名]


[1]人の見ていない間。人のいない隙(すき)。
[例]「ともすれば、ひとまにも月を見ては、いみじく泣き給ふ」〈竹取・かぐや姫の昇天〉
[訳]「ややもすると、(かぐや姫は)人のいない隙にも月を見ては、ひどく泣いていらっしゃる」
[2]人の訪れがとぎれること。疎遠になること。




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5072636