全訳古語辞典 か行 か 54 必ずしも【かならず-しも】 ((副詞「かならず」+副助詞「しも」))[1]⇒かならず[1][例]「後(のち)かならずしも対面(たいめ)の侍るべき」〈源氏・夕霧〉[訳]「後の世(=来世)で、きっとお会いすることができる」[2]⇒かならず[2][例]「かならずしもわが思ふにかなはねど」〈源氏・帚木〉[訳]「必ずしも自分が考えるようにならないけれど」 東京書籍「全訳古語辞典」JLogosID : 5075722