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必ずしも
【かならず-しも】


((副詞「かならず」+副助詞「しも」))[1]⇒かならず[1]
[例]「後(のち)かならずしも対面(たいめ)の侍るべき」〈源氏・夕霧〉
[訳]「後の世(=来世)で、きっとお会いすることができる」


[2]⇒かならず[2]
[例]かならずしもわが思ふにかなはねど」〈源氏・帚木〉
[訳]必ずしも自分が考えるようにならないけれど」




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5075722