など-か
【など-か】

[副]
((副詞「など」+係助詞「か」から))どうして…か。なぜ…か。
[例]「などかもの宣(のたま)はぬ」〈大和・一七三〉
[訳]「どうしてものをおっしゃらないのか」
[例]「たとひたけ十丈の鬼なりとも、などか従へざるべき」〈平家・一一・能登殿最期〉
[訳]「たとえ背丈が十丈(=約三〇(メートル))の鬼であったとしても、どうして服従させられないことがあろうか(いや、服従させることができる)」
<参考>最初の用例は係助詞「か」が疑問の場合の例、後の用例は「か」が反語の場合の例である。いずれの場合も、末尾は連体形で結ばれる。

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5081057 |





