全訳古語辞典 な行 ね 27 念仏【ねん-ぶつ】 [名][自][サ変] ((仏教語))心に仏の姿や功徳(くどく)を思い浮かべたり、仏の名を唱えたりすること。特に、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」を唱えること。[例]「疑ひながらもねんぶつすれば、往生す」〈徒然・三九〉[訳]「(往生を)疑いながらも念仏を唱えると、極楽浄土に生まれ変わる」 東京書籍「全訳古語辞典」JLogosID : 5081545