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思し憚る
【おぼし-はばか・る】


[他][ラ四]ら/り/る/る/れ/れ

(「思ひ憚る」の尊敬語)あれこれ考えて遠慮なさる。気がねしてお控えになる。
[例]「なかなかあやふくおぼしはばかりて」〈源氏・桐壺〉
[訳]「(桐壺(きりつぼ)の帝(みかど)は若宮を東宮にしようとお考えになるが、宮中の諸事情から若宮のために)かえって危ないとご遠慮なされて」




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5082564