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手づから
【て-づから】


[副]

て-づから【手づから】(―ズカラ)((「づから」は接尾語))[1](他人にさせず)自分の手で。
[例]「十二月(しはす)の晦日(つごもり)に、上の衣(きぬ)を洗ひて、てづから張りけり」〈伊勢・四一〉
[訳]「(妻は)陰暦十二月の下旬に、(夫の)正装用の上着を洗って、自分の手で(板に)張っ(て干し)た」


[2](直接)自分で。自ら。
[例]「御てづからいみじう舞はせ給ひたりしこそ」〈大鏡・道兼〉
[訳]「(藤原道隆(みちたか)は)ご自分で(幼い甥(おい)を)すばらしく舞わせなさったことこそ」




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5087724