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雉兎芻蕘
【ちと-すうぜう】


ちと-すうぜう【雉兎芻蕘】(―スウジョウ)((「雉兎」はきじとうさぎ。転じて猟師の意。「芻蕘」は草刈りと木こりの意))猟師と草刈りと木こり。山野を行き来して生活する人を列挙した語。
[例]「人跡まれにちとすうぜうの行きかふ道そこともわかず」〈奥の細道・石の巻〉
[訳]「人の通った跡もめったになく、猟師と草刈りと木こりが往来する道をどことも分からないで」




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5087977