全訳古語辞典 や行 よ 18 寄り臥す・凭り臥す【より-ふ・す】 [自][サ四]さ/し/す/す/せ/せ 物にもたれて体を横たえる。寄りかかって横になる。寄りかかってうつむく。[例]「人々物の後ろによりふしつつうち休みたれば」〈源氏・常夏〉[訳]「人々(=女房たち)は、(屏風(びょうぶ)や几帳(きちょう)などの)物の後ろ側(=物陰)で寄りかかって横になって休んでいるので」 東京書籍「全訳古語辞典」JLogosID : 5091344