全訳古語辞典 は行 は 13 はな-すすき【はな-すすき】 [名] 穂の出たすすき。[例]「◎秋の野の草のたもとかはなすすき穂にいでて招く袖(そで)と見ゆらむ」〈古今・秋上・二四三〉[訳]「◎秋の野の草の袂になるのか花すすきは。(だから)穂が出て(=恋心をあらわにして)(恋人を)招く袖のように見えるのだろう」 東京書籍「全訳古語辞典」JLogosID : 5093482