全訳古語辞典 は行 は 11 はひ-ぶし【はひ-ぶし】 [名] はひ-ぶし【這ひ臥し】(ハイ―)腹ばいになって伏すこと。一説に、上半身を折り曲げて、両ひじを下につけた座り方ともいう。[例]「例の、はひぶしにならはせ給へる御前(おまへ)たちなれば」〈枕草子・五月の御精進のほど〉[訳]「いつも、腹ばいになって伏すことに慣れていらっしゃる皆さんですから」 東京書籍「全訳古語辞典」JLogosID : 5093562