お寿司の食べ方・正しい順序は?

「好きなものを好きなように食べればいいのさ」という人は別として、お寿司の食べ方の正しい順を知りたいものです。この点について、お寿司屋さんは、「味の薄いものから始めて、味の濃いもの、脂っこいものは後、甘いものが最後ですね」とすすめています。先に味の濃いものを食べると、淡白な魚の味がわからなくなるし、口の中が脂っこくなると、繊細な味が感じられなくなるから。また、濃い味と薄い味を交互にすると、味の印象がはっきりして、おいしく食べられるといいます。
プロのすすめる順番としては、白身の魚→酢じめの魚→あじ→かつお→まぐろ→いか→貝類→うに、いくら→巻きもの→煮もの→たまごという順。とはいえ、うに、まぐろなどは、いいものなら脂っこさは残らず、おいしい印象だけを残すので、どこで食べてもいいとか。巻きものは、海苔の香りを楽しみたいので、あっさりしたネタのあとから食べ、たまごは最後に食べて、やわらかな余韻を残すのがおすすめだそうです。

![]() | 角川学芸出版 「無敵の雑学」 JLogosID : 5155036 |