どんなにむかつく忠告でも、「ありがとう」とお礼はいう

人に忠告してくれる人は、実は意外に少ないもの。興味本位な気持ちからだったとしても、忠告を受けたら、まず、「ありがとう。私のためにそこまでいってくださって」のように、お礼を述べましょう。
忠告に従う気持ちがないときは、目上の人からの忠告なら、「お言葉を返すようですが、……というわけで、私は○○に進もうと思っています」などと自分の考えを話します。
友だちなら、「ごめんね、せっかくそういってくださるのに悪いけど、私にはやはり○○のほうが向いていると思うの」のように、自分の考えをはっきり述べるようにしましょう。
一応、忠告を受け入れるような姿勢を見せておきながら、実は忠告を無視するような態度は最も失礼です。

![]() | 角川学芸出版 「社会人話し方マナーとコツ」 JLogosID : 5200095 |