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デートシーンでは、彼以外への言葉づかいにも気を配る


ラブラブだった彼女と、突然に別れた男性に、どうしてなのかその理由を聞いたことがあります。
「けっこう、いいとこのお嬢さんで、育ちのよさがにじみ出ているような立ち居振る舞いが、かわいかったんです。ところが、デート中、店の人がうっかり水をこぼして、スカートにほんの少し、水がかかったんですね。すると、とたんに『何、ぼんやりしているのよ。この服、買ったばかりなのよ。どうしてくれるの?』とすごい剣幕で怒鳴りつけるんです。いっぺんでイヤになっちゃいました」
これと似た話はよく耳にします。
ある人は、デート中に彼女のケータイが鳴り、「どうぞ」と目配せしたら、「ウン」「いいじゃん」「わかってるってば」「ダセーッ」などヤンキーが使うような言葉のオンパレード。これですっかりイヤ気がさしたという例もあります。
男性の場合は、部下や取引先からの電話の応答が「なに、モタモタしてるんだ。さっき、いった通りにやればいいんだよ」などとあまりに高圧的で、正体見たり、という気持ちになってしまったという話もあります。
百年の恋も冷める、という言葉を知っているでしょうか。一瞬にして恋に落ちることもあれば、恋が一瞬にして冷めてしまうことも。恋にはもろい部分があることも知っておきましょう。




角川学芸出版
「社会人話し方マナーとコツ」
JLogosID : 5200129