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魚を得て筌を忘る
【うおをえてうえをわする】




【解説】
目的を達してしまうと、道具、手段、方法などは不要となって忘れることのたとえ。また、人から受けた恩恵などを忘れてしまうことのたとえにも使う。
「筌」は細い竹で作った漁具。「せん」とも読む。魚がとれると、筌のことは忘れてしまうということから。
【出典】荘子。
【類義語】暑さ忘れりゃ陰忘れる雨晴れて笠を忘れる。喉元過ぎれば熱さを忘れる。




あすとろ出版
「故事ことわざの辞典」
JLogosID : 5550360