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細胞骨格
【さいぼうこっかく】


cytoskeleton

細胞形態や強度の維持、細胞運動(形態の連続的変化)の調節などに関わる細胞内の線維状構造。また、オルガネラ膜の変形、移動、空間配置の調節、分子の運搬、収縮力の発生などを通して、膜や分子の代謝、細胞分裂、鞭毛・繊毛運動、筋収縮で中心的役割を果たす。その太さによって、外径7 nm程度の細い線維(アクチン線維)、外径約10 nmの中間径線維(ケラチン線維など)、 外径25 nm程度の太い線維(微小管:チューブリン)に分類される。
(索引:p.37「器官のサイズは力学で決まる?」)




丸善
「パリティ」
JLogosID : 5600203