岩見大橋
【いわみおおはし】

旭川市西部,神居古潭(かむいこたん)渓谷にある橋。国道12号が通る。橋長1,100m,幅員12.75m(うち車道9.25m,歩道3.5m),2~3径間連続P.Cホーロースラブ橋,石狩川に張り出す形で昭和57年10月完成。国道12号の神居古潭地区は,昭和35年頃舗装が完成したが,石狩川と急峻な地形により,幅員は2車線であったため,4車線への拡張工事が進められ,岩見大橋により2車線分を石狩川上に架設した。完成後,従来からの2車線道路を上り専用とし,新架橋部分を歩道付きの下り専用とした。橋名は,かつてこの地に架橋された橋長約15m小橋の名にちなむ。橋の両端には岩見大橋の標識があるほか,親柱として大小の神居古潭石を夫婦石風にあしらい,両端には4個の石を置き,庭園的雰囲気をかもしだす。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7000769 |